大久保A区は整備されたほ場です。堤防は工事中となっており、新しく芝が植えられた場所も多く、鳥たちの環境としてはベストではありませんが、それでも季節ごとに様々な鳥が見られます。

田圃ではオオタカ、ノスリ、チョウゲンボウなどの猛禽をよく見かけます。渡りの季節にはシギ・チドリ類も入りますし、冬にはツグミ、タゲリ、タヒバリのほか、ヒバリの30羽ほどの群れを見ることもあります。また、サギ類も多く入ります。コミミズクが飛ぶこともあります。冬場は北側の土手から東京健保組合大宮運動場をのぞいてみて下さい。芝の上にタゲリが降りていたりします。

休耕田や土手、土手沿いの葦原ではカワラヒワ、ホオジロ、セッカなどに加えて、冬にはホオアカ、渡りの季節にはノビタキなどが見られます。

農道の一部はサイクリング道路と併用していますので、自転車に気をつけてください。

ここはあくまでも田圃ですので、農作業の障害となるような行為は慎みましょう。

また、犬の散歩、ラジコン、釣りなどの人も多く来ていますので、お互いに譲り合うようにして田圃を楽しんでください。

農道は工事中の土手沿いを除いてすべて舗装されていますが、かろうじてすれ違いの出来る程度の道幅ですので、長い間駐車をしておくことは好ましくありません。

田圃ですから、駐車場やトイレはありません。工事中の土手沿いに駐車できる場合もありますが、工事の進行状態で変化しますので、あまりあてには出来ません。

自動販売機は荒川総合運動公園事務所入り口にあります。コンビニは１kmほど西側の県道57号線（さいたま鴻巣線）にセブンイレブンとローソンがあります。