埼玉大学野鳥研究会の探鳥記録、秋ヶ瀬野鳥クラブの探鳥記録、河川水辺の国勢調査の探鳥記録、秋ヶ瀬公園自然環境調査の探鳥記録の4例について見ると、それぞれ、フィールドも探鳥時期も探鳥方法も違うため同列で比較することはできませんが、秋ヶ瀬周辺で どんな鳥が見られたかの参考資料としては興味深いものがあります。

埼玉大学野鳥研究会の記録と秋ヶ瀬野鳥クラブの記録はかなりの部分で一致しています。ただし、亜種の扱いについては、埼玉大学野鳥研究会では一種と認めていませんが、秋ヶ瀬野鳥クラブでは亜種と記した上で一種としています。

河川水辺の国勢調査と秋ヶ瀬公園自然環境調査はいずれもラインセンサスに依っています。フィールドが全く違っていて、かたや河川周辺、かたや秋ヶ瀬公園内ですので、両方をあわせると大久保などの田んぼをのぞいた埼玉大学野鳥研究会のフィールドに近くなります。惜しむらくは、秋ヶ瀬公園自然環境調査が半年だけで終わっていることで、通年で調査すればさらに興味深い結果が得られたかもしれません。

以下に主な鳥の探鳥記録を一覧表にしました。詳細な種の探鳥記録は「こちら」からpdfファイルでご覧下さい。 ただし、どんな鳥が見られたかという記録だけで、いつ見られたか、何回見られたか、何羽見られたかについてはこの探鳥記録には書いていません。興味のある方は参考文献に記載した文献等をインターネットや図書館などでご覧ください。